松江塾では、
6月8日、7月6日に中3の保護者会を実施しました。
保護者会では埼玉県の私立高校や公立高校の入試について話をさせて頂きました。
今日のこのブログでは、埼玉県の私立高校の入試について書いていきます。
埼玉県の私立高校の入試は、
他県と比べて異なる部分が多いと思います。
埼玉県の私立高校は、一部を除き、9月から12月に個別相談会を行います。
その個別相談会では、北辰の偏差値や中3の1学期または、2学期の内申を参考にして話が進められます。
高校側が提示している偏差値や内申を満たしていると、『安心して受験して下さい』などの声をかけてもらえます。
また、高校によっては、
『合格安全圏カード』を渡しているケースもあります。
このような場合、入試当日よほどの事がない限り、落ちません。
逆に、偏差値や内申が基準を満たしていて、
単願で受験したとしても、
1度も個別相談会に行かなけば、
不合格になるケースはあります。
最近では、学校で行う公的テストの偏差値を参考にする私立高校も増えてきました。
しかし、それでも北辰テストの信頼度の方が格段に上です。
私立高校側の立場になって考えれば分かる事ですが、確実に優秀な生徒が欲しいのです。
受験する生徒の数は、学校でのテストより、
北辰テストの方が多いのです。
また、内申は、中間や期末などの結果を反映していますが、それ以外の授業態度や提出物なども反映しています。
高校側としては、大学の合格実績を出すためにも、偏差値の高い生徒が欲しいのです。
プラス、授業を真面目に受けてくれる生徒が欲しいのです。
ですから、中3になったら、まずは、北辰テストを受けない事には、話になりません。
高校側は、事前にあなたの実力を知りたいのです。
そして、その結果と1学期や2学期の内申を持って、個別相談会に行くのです。
そして、個別相談会でいい返事がもらえた高校の中から、最終的に、受験する高校を選べば良いのです。
偏差値70を超えるような、
一部の大学の付属高校などを除き
埼玉の私立高校は、この流れになります。
過去20年近く指導してきましたが、
個別相談会に参加し、基準を満たした生徒で、
うちの塾で不合格になった生徒はいません。
基準を満たした状態で、個別相談会に参加し、
受験をすればほぼ落ちないのは、この事です。
但し、当然の事ながら受験しなければ不合格となります。
埼玉の私立は、毎年1月の22日前後が、
入試の解禁日になっています。
1月は、風邪やインフルエンザが流行る時期ですので、
欠席だけは、回避したいですね。