問題が解ける=理解
とは限らない。
1+1=2
だけど、
2の答えが出せても、
理解しているとは限らない。
計算は、
丸暗記的に答えを出すことが可能だからね。
例えば、
このような二次方程式も、
(x−2)(x−3)=0
x=2、3
と答えを出すだけなら、多くの子ができる。
でも、なぜ2と3なのか。
それは、( )×( )=0
なので、
2つの数をかけ算して0になるということは、
前の( )の中が0か、
後ろの( )の中が0になるということ。
前の( )の中が0だと仮定すると
x−2=0となり、
−2を移項して
x=2
後ろの( )の中が0とすると
x−3=0で
−3を移項して、
x=3となる。
中2や中3の授業の中では、そう説明したよね。
本当の意味で理解していると
なぜ、その答えになるのか、
説明できるようになるんだ。
入試では、
国語や英語だけではなく、
どの教科でも記述がある。
そして、数学では証明以外にも、
説明問題が出題される。
理解をすれば、
先日の星也のように、
応用問題も解けるようになる。
こちら↓
それで、
生徒達に、求めることは、
『誰かに説明するつもりで話を聞く』
ということ!
ただ、一言にそうは言っても、
普段からそのような聞き方ができていない子には難しいよね。
だから、毎日シリーズで鍛えていく。
実際に、
なぜ、その解き方になるのか。
なぜ、そのように解くのか。
なぜ、その答えになるのか。
なぜ、この解き方ではダメなのか。
そうやって、毎日シリーズの中で鍛えていく。
ただ、最初は、
毎日シリーズに慣れる事が優先だね。
だから説明問題は、
週1、2回程度になる予定。
賢い子に育てるための理系の改革は、
続く!