約4年前に、
僕が、楽天ブログに書いた記事です↓
『サンタになれなかった、サンタクロース』
僕は、毎年、クリスマス前、児童養護施設に行っている。
サンタの格好をして、2歳から6歳の子達にケーキとクリスマスプレゼントを渡しているんだ。
毎年、12月になり、クリスマスの時期が近づくと、
僕は、施設に電話をする。
施設の方は、僕の事を覚えていてくれて、
説明しなくても、分かってくれる。
昨年末は、
12月21日にプレゼントを渡す約束をしていた。
僕は、児童養護施設に持っていく、
ケーキやおもちゃを買って用意していた。
おもちゃを入れるための大きめの靴下も、買っていた。
しかし、直前に施設の方から電話があり、断られてしまった。
風邪かインフルエンザか分からないかけど、
集団感染があったためだ。
僕は、日程を変更する事を提案して、
一旦、23日に変更してもらったけど、
やはり、その後電話があり、
年内は、外部の人との接触を断つという事だった。
だから、僕は、昨年、
『サンタになれなかった、サンタクロース』
なのです。
でもね。
ちゃんと届けましたよ。
施設の方に話をして、
宅急便で届ける提案をし、
段ボールに詰めて送りました。
きっと、施設の方が上手に、
僕のプレゼントを僕の代わりにサンタになって、
渡してくれたと思います。
昨年は、男の子4人と女の子4人がいると聞いていました。
プレゼントで、喧嘩にならないよう、
また、施設にいる子供が増えて、
プレゼントを貰えない子がいないように、
少し多めに、おもちゃを用意して送ったのだ。
僕は、いったい何者なのだろうか!?
20年前、30年前の僕とは、
きっと、マインドが変わったと思います。
自分の事しか考えられなかった、あの時。
今では、誰かのために、
お金も、時間も使えるようになった。
先日、ネットで、こんな記事を目にした。
電車の中で泣いている子がいて、
シールをプレゼントしたら、泣き止んだのだそうだ。
その人は、
子供にシールを渡したら泣き止む事を知っていたらしいのだ。
僕は、その記事を見て、シールを買うことを決めた。
今では、仕事のバックの中にシールを入れている。
電車の中。
公園。
児童館。
いつでも、
どこでも、
泣いている子供にシールを渡せるように、
準備している。
僕は、Love and Dream presenter!
日頃から、準備をしているから、
渡せるものがある。
それは、『物の準備』だけじゃない。
本当に、大切なのは、
『心の準備』なんだ。
いつでも、
どんな時も、
誰かのために。
そのような心の準備ができていなければ、
お金があっても、
時間があっても、
プレゼントがあっても、
渡す事はできない。
先日、児童養護施設から、
郵便が届きました。
僕からのプレゼントのお返しが届いたのです。
僕にとって、大切な宝物がまた一つ増えました。