先日、中学生の子達に、
授業でこんな話をした。
「中学生が知らない世界へようこそ!」
A、定期テストに出ない問題で、
入試にも出ない問題。
B、定期テストに出ない問題だけど、
入試には出る問題。
C、定期テストには出る問題だけど、
入試には出ない問題。
D、定期テストに出る問題であり、
入試にも出る問題。
「この4つのパターンを
重要度が高い方から順に、
ノートに書いてね」
そう、伝えたんだ。
ある生徒は、D.C.B.Aと書き、
また、ある生徒は、D.B.C.Aと書いた。
さて、保護者の方も考えて、
重要度が高い順に、並べて欲しい。
正解は、
D.B.C.Aである。
勿論、これも受験生や
その生徒のタイミングによっては、
D.C.B.Aにもなるが、
基本は、D.B.C.Aである。
では、なぜ、
Cの定期テストには出る問題だけど、
入試には出ない問題より、
Bの定期テストに出ない問題だけど、
入試には出る問題。
を優先させるのであろうか!?
実は、
定期テストの数学では、
『語句』を答えさせる問題がある。
例えば、
中1なら、
0より大きい数を( )という。
( )にあてはまる言葉を書きなさい。
のような問題である。
入試には、
絶対に出ないパターンね。
当たり前だけど、
このような語句だけ覚えても、
入試では、
点数が取れない。
だから、CよりBの方が重要度は高い。
え?
でも、
それぐらいは、
中学生でも、知っているよと思われた方!
中学生が知らない世界の
本当の中身は、
ここからです!
その2に続く!