高校選びのポイントは、
いくつかあります。
今日は、その中の1つを紹介します。
その前に、以下の問題を解いて下さい。
高校ごとに、通学時間の差があります。
例えば、
A高校は、通学時間が、1時間。
B高校は、通学時間が、30分。
さて、ここで問題です。
3年間で、
A高校に通うのとB高校に通うのでは、
通学時間にどれだけの差が生まれるのでしょう。
上に書いてある情報だけ判断して下さい。
あとは自分で想像して、計算して下さいね。
是非、保護者の方も、スマホの電卓を叩いて、
計算してみて下さい。
この内容は、先日の中3の授業でも話をしました。
保護者の方でも、
LINEのビデオ通話やYouTubeで見て頂いた方がいるようです。
どれだけの通学時間の差が生まれるのか。
実際に、子供達に計算させ、
そして考えさせる。
僕は、授業の中で、それを行いました。
保護者の方からは、
『感動しました〜』
とメッセージを頂きました。
ありがとうございます😊
さて、計算が終わりましたでしょうか?
上に書いた情報だけでは、
足りない部分もあったと思いますが、
それは、それで良いのです。
上に書いた通学時間の差を片道と考えた人もいるでしょうし、往復で考えた人もいるでしょう。
どちらでも良いのです。
まずは、計算して、
事実を知ることが大切です。
仮に、片道で考えた場合は、
片道30分の差なので、
往復では1時間の差になります。
これが、
A高校とB高校の通学時間の1日の差です。
年間365日で計算した方もいるでしょうが、
年末年始など、
学校に行かない日もあるでしょう。
また逆に、
部活だけのために学校に行く日もあるでしょう。
ですので、年間300日の登校と考えると300時間の差になります。
これが3年間では、900時間の差です。
900時間あれば、
1日10時間の勉強が、約3ヶ月の90日間、勉強が可能です。
その時間を定期テストの勉強や受験勉強に使えると思えば、
かなり大きいですよね。
ゲームやYouTubeなど、
娯楽に時間を使ってしまう子もいるでしょうが、
まずは、たった30分の通学時間の差でも、3年間では、大きな差となる事を理解して欲しいのです!
近い高校が良くて、
遠い高校が悪いのではありません。
その差を理解した上で、
高校を選んで欲しいのです。
特に、うちの塾では半数以上の子が、
偏差値60以上の進学校に通う事になります。
高校の勉強は、
いくら時間があっても足りません。
少しでも時間を生み出して、
勉強しない事には、
高校で上位には入れません。
今日は、高校選びの1つのポイントとして、
『通学時間の差』を書きました。
もし2つの高校で迷って決められない時には、
通学時間が短い高校に通う事をお薦めします。