僕の知る限り、
『究極の自学』
をしている子がいた。
その子は、先日、アルバイトに入っていた、
東大生のA君。
A君は、大学生になっても、
勉強を続けている。
遊んでいるイメージが湧かないA君。
前期の試験が終わっても、
およそ1年後の『院試』に向けて勉強中だ。
彼に、川高にいた時の話を聞いた。
僕が聞きたかったのは、
川高でも、
内職する子が多いかどうか。
※ご存知だとは思いますが、
内職とは、授業中に、
授業とは関係ない教科の勉強をする事。
すると、意外な答えが返ってきた。
A「おおいっすね」
先生「なるほどー。Aも内職やってたの?」
A「ふつーにやってました。
数学の時間は、3年間内職してました」
この返答に、僕は、
笑わずにいられなかった。
Aは、バリバリの理系!
しかも、東大に行くような子が、
理系の数学の授業を3年間も聞かずに、
過ごすとは!
その事に驚いたのだ!
彼曰く、
「教科書読めば分かるんで、授業聞くのをやめました」
とのこと。
これこそ、
『究極の自学』
だね。
自学も、そこまでいくと、
無敵だね!
まあ、さすがに塾でそこまでの自学をすすめるつもりはないけどね。
受験に関係ない教科の内職はよく聞くけど、
まさかの受験で使用する教科で、内職とは。
でも、それこそ、
勉強の本質なんだよね。
教科書読んで分かる子には、
授業は必要ないんだ。
ただ、多くの子は、
人から教わった方が、
吸収がいい。
これは、これで間違いない。
自学を極めて、
東大へ!
逆を考えれば、
自学を極められないようだと、
東大を含め、
一流大学の受験は難しいって事だよね。