偏差値60弱のある公立高校に進学した子がいる。
その子は、安全策を取って、
1つランクを下げて受験した。
結果は、当初希望していた高校でも、
余裕の点数で合格していた。
その子は、今、約360人中、学年2位の評定を取っている。
高1、評定4.7。
高2、評定4.8。
塾には、テスト前しか顔を出さないが、
当然、自宅で毎日勉強をしている。
そうでなければ、これだけの結果は、出せない。
その子は、中央大学の法学部の指定校推薦を狙っている。
どうやら、学年1位の子は、
国立志望のようなので、
このまま行けば、
半年後には指定校で決まっているだろう。
『受験は、水物』と言われるから、
いくら偏差値が届いていても、
蓋を開けてみなければ分からない。
しかし、定期テストは違う。
授業を受けて、指定された範囲の中からの試験だ。
仮に、学年1位は無理でも、
本気になれば、真ん中よりは上の順位には入れるだろう。
その子が結果を出したのは、
ワンランク下げたからじゃない!
中学の時と同じように、
いや、
それ以上に努力を続けたからだ。
勉強する場所は、自宅だって、
学校だって、図書館だって、
塾だって、どこでも構わない。
ただし、高校生ともなれば、
言い訳はするな。
部活が忙しいとか、
自宅だと集中できないとかね。
部活を選んだのは、自分自身なのだし、
部活のせいにするなら、
その部活を辞めたっていいんだ。
自宅で集中できないなら、
塾や学校で勉強すればいい。
とにかく、毎日、
高校生の子達は、
高校受験の時の濃さで勉強する事!
あ、
もう一つ書いておくと、
もしその子が仮に川越高校を志望していたとして、
入学していたら、中央大学の指定校や一般は、
厳しかっただろうね。
なぜなら、2019年の春の川越高校のGMARCHの『合格実績』は、196名なのだから。
勿論これは、現役の生徒のみの数値であり、
しかも、『合格実績』だからね。
1人、何校も受けての結果だから、
『進学実績』に直すともっと少ないからね。
要するに、川越高校の生徒でも、
現役でGMARCHに合格する生徒は、
2人に1人もいないんだ。
これが、私立大学の定員の厳格化の現状なのだ。
今日は、こちらの動画をどうぞ↓
令和2年の西武台高校の入試について!